ようこそ佐藤ゼミ(Yoshi's Seminar)のホームページへ!!
2019年度/第25期生・ゼミ生選考のシーズンが来ました。
どのゼミに入ろうかな、と期待しつつ、選択に迷っているかも知れません。
そこで佐藤ゼミ生 になるためのQ.& Aです.
Q. 選考はどうなっているのかな?
A.レポートと面接結果を総合的に判断して決めます。
Q.レポートって?
A.「自分を紹介する/自分を表現する」がテーマ。
〈表現する〉って言われても困っちゃう、かな。
エッセイ，写真，イ ラスト，詩，・・・，なんでもOKですよ。
わたし/ぼくを分かってもらうのに一番良い方法!!
自由に、おおらかに、大胆に、そして慎重に!
制約条件はただ一 つ。A4判1枚にまとめること。両面使っても構いません。1枚の紙をどのように利用するかはみんなのアイディア次第です。
Q.レポートはいつ，どこに提出するのかな?
A.
いつ: 2018年○月○日(○)の昼休み(12時40分～1時30分)
どこに: 経済学部の324演習室にもってきてください。
ゼミ生がやさしく 迎えてくれます。
どうしてもこの日 に提出できない人は、予めYoshi先生に連絡してください。
Q.面接は、いつ、どこでするのかな?
A.
いつ: ○月○日(○
)
どこで: 経済学部324演習室でおこないます。
○月○日のレポート提出のときに都合の良い時間帯を予約してもらいます。
4限(5限)に授業のある人は5限(4限)の時間帯に来ればいいと言うことですね。
4限も5限も授業がある場合は、授業時間外に面接しますよ。心配無用です。
Q.面接は、どのようにするのかな?
A.質問はゼミ生がおこないます。もちろんYoshi先生も立ち会います。
面接試験と言うより，先輩と 楽しくおしゃべりする感じです。> 緊張することはありませんよ。自然体で受け答えすればよいのですよ。
Q.ゼミの見学はできるのかな?
A.ゼミ見学は大歓迎 です。
ゼミ選択を間違わないためにゼミの雰囲気を知っておくことはとても大事ですね。
途中から教室に入っても良いのかな、と思っていませんか?
4限に授業のある人は5限から でも大丈夫ですよ!
5限に授業のある人は4限だけでもOKですよ!
面接までにゼミ見学する機会はあります。
1.
10月4日(木曜日) Room #311
2.
10月11日(木曜日) Room #311
3.
10月18日(木曜日) Room#311
5限まで授業がある人も教室を覗いてご覧なさい。ゼミが続いている場合が多いですよ。 遠慮しないで教室に入って来てください。
佐藤ゼミ生になりきって、ゼミを楽しんだらいいと思うよ。
Enjoy!
Q.先生とface to faceで話したいけど，・・・?
A.遠慮なく8号館3階にある研究室(Room#308)を訪ねてみよう。
研究室にいるときは必ずドアが全開してします。遠慮せずにどんどん中に入っていこう。
確実に時間をとりたいときは、アポをとった方が良いですね。
☆ゼミ選考についての疑問はなくなったかな。
☆みんなが 応募してくれるのを楽しみに待っています。
さて，さて，ここか
らゼミ紹介が始まります。
●佐藤(通称 Yoshi)先生って、どんな人 ?
佐藤先生を知っていますか。
今年度は、『入門ゼミ』(春学期)、『社会経済学基礎』、大学院『社会経済学B』(秋学期)担当しています。
他の大学に非常勤ででかけることもあります。今年は、早稲田大学政治経済学部で『社会主義経済学』(秋学期)を担当しています。
これまで、でかけた大学は、東京大学、京都大学、千葉大学、金沢大学、富山大学、新潟大学、香川大学、明治大学などです。
一見、いかにも勉強が好きそうな先生(『そんな風にはみえない』っていうゼミ生もいます!?)です。某女優の大ファンだったり、少数派のMacintoshにこだわっているただのオジサン。今年は、iPhone6に変え、またApple製品が増えました。将来は「偏屈爺さんになりたい (すでになっているというゼミ生の声もある!?)」なんて思ったりしている面白い先生です。
「遊ぶ時は遊ぶ、勉強する 時はトコトン勉強する」というケジメをつける先生でもあります。 〈好い加減〉は好きなんだけど、「イイカゲーン!」は大嫌いらしい。どうも、チャラ男(!?)くんも好きではないようです。
●ゼミでは 何を勉強しているの?
基本的に自分たちの希望するテーマを勉強します。研究テーマはゼミ生同士で決めます。テーマに沿って勉強して
いくのが、佐藤ゼミの〈スタイル〉です。
経済学がまったくわからない人でもだんだん理解できるようになっています。
基本メニューは、理論経済学(リクツ)と 日本経済(ゲンジツ)の二本立て。
2018年の理論経済パートは、マクロ経済学。主として三年生が先生役になって〈講義〉し、それを受けて質疑応答するという形で進めています。ミクロとマクロを隔年で学ぶので、二年間で二つの理論をしっかり演習できるわけですね。みんなが参加する2019年はミクロ経済学の年になります。
日本経済パートの今年のテーマ は「枠」です。
一年間のゼミテーマを決めて、それをいろいろと〈料理〉するわけです。これまでのテーマは、「ディテールを大切に」、「〈カタチ〉をつくる」、「リアル」、「希望」、「持続可能性」、「創造的破壊」、「分かち合い、Share」等々。言ってみれば、大学祭のスローガンのようなものです。
基本メニュー以外としては、 Today's Talk [新聞記事、本、映画などを素材にテーマ化して話す]、My favorite book [愛読書の紹介]、三分間スピーチ，さまざまなテーマでのトーク、ディベート、Power Pointをもちいたプレゼン、英語論文を読む、書評を書く、エッセイを書く、Yoshi先生のスペシャル個人メニュー(?!) 等々。
メニューはバラエティに富んでいて、とても良い刺激になり、毎回のゼミが退屈になることはまったくありません。
●ゼミでどんな本を読んでいるの?
これまでにゼミで読んだ本としては
1. 西川潤『新・世界経済入門』岩波新書
2. 小野善康『成熟社会の経済学:長期不況をどう克服するか』岩波新書
3. R.ウィルキンソン=K.ピケット『平等社会』東洋経済新報社
4. セルジュ・ラトゥーシュ『〈脱成長〉は世界を変えるか』作品社
5.
西川潤『グローバル化を超えて』
6.
大瀧雅之『平成不況の本質』
7.
エスピン-アンデルセン『平等と効率の福祉革命:新しい女性の役割』
8.
リーアン・アイスリー『ゼロから考える経済学』英知出版
9.
ハジュン・チャン『世界経済を破綻させる23の嘘』徳間書店
10.
神野直彦『「分かち合い」の経済学』
11.
川本隆史『共生から』
12.
ロバート・ポーリン『失墜するアメリカ経済』
13.
岩田正美『社会的排除』
14.
堀内都喜子『フィンランド 豊かさのメソッド』集英社新書
15.
駒村康平・菊地馨実編『希望の社会保障改革』旬報社
16.
A.グリン『狂奔する資本主義』
17.
神野直彦・宮本太郎編『脱「格差社会」 への戦略』
18.
山家悠紀夫『日本経済見捨てられる私たち』
19.
本山美彦『金融権力』
20.
ロジャー・ローウェンスタイン『なぜ資本主義は暴走するの』
21.
佐和隆光『市 場経済の終焉』
22.
宮本憲一『日本社会の可能性』
23.
宇沢弘文『社会的共通資本』
24.
西川潤『世界経済入門』
25.
スーザン・ジョージ『グローバル市場経済生き残り戦 略』
26.
佐和隆光『日本の「構造改革」』
27.
岩井克人『会社はこれからどうなるのか』
28.
奥村宏『会社をどう変えるか』
などなど。これら以外に、関連する雑誌論文も読んでいます。
●パソコン や英語の勉強はどうなのかな?
パソコン(Word, PowerPoint,
Email)、英語、ディベート(討論の仕方)なども勉強しています。ゼミではパソコンを日常的に使っているのでさわったことのない人でもすぐに使えるようになります。Japan Times、New York Times、などを読みました。
●どんな テーマでディスカッションするのかな?
Discussionで取り上げたテーマとして、「パラサイト・シングル」、「環境」、「17歳」
などがあります。それにみんなが「忘れられない一言」「伝える」「私にとっての経済学」「共生から」と題してエッ セイを書いて、小冊子にまとめたりもしました。このホームページで読むこと
ができます。
「サイバー討論(!?)」も やりました。
〈それは何っ?!〉。
要するにメールでゼミ生が順番に意見を書いて、 一編の共同エッセイを書くようなもの。
先生の「問題提起」->ゼ ミ生(A)が 意見を書く->ゼ ミ生(B)が
意見を追加->・ ・・->ゼ ミ生(Z)->先 生のところに戻る。
こんな感じです。じっさいの「サイバー討論」はこのHPで読めますよ。
● 進級論文/卒業論文のテーマは?
論文のテーマは、基本的に自由です。これまでのテーマは、左のメニューから知ることができますよ。経済学以外も学ぶことができるのが、佐藤ゼミの大きな特徴です。
毎年、ハードカバーの立派な(!?)『卒業論文集』を作っています。いままでの『卒業論文集』を読んでみたい人は、Yoshi’s Office へ直行!!
● Study groupってなんなの?
学年を超えて3-4名 でグループを作ります。これをstudy groupと呼んでいます。
共同論文を執筆したり、プレゼンしたりするときの単位になります。共同論文は、法政大学の「懸賞論文」に応募します。例年、数編が入賞しています。全体のゼミと違って、グループの仲間同士の〈協働〉作業は
とてもたのしいものです。
●ゼミは どんなフンイキなの?
ゼミ生同士、みんな仲がいいの も特徴だと思います。卒業後もつきあっていると聞いています。わからないことは、先輩が丁寧
に教えてくれます。先生とゼミ生の垣根もないと言っていいでしょう。ボーリング大会、お好み焼きパーティをしたり、ゼミが終わったあとで、ゼミ生同士でも食事 に行ったりしています。先生が食事をごちそうしてくれることもよくあります。
●ゼミ合宿 はあるの?
春と夏の二回合宿があります。
Debate、読書会、プレゼンの練習、スピーチ、卒論報告、共同論文報告などメニューは豊富。
勉強は結構ツライ (??)、でも刺激を受けることがとても多いです。
でも勉強ばかりではないのが、佐藤ゼミ。BBQも愉しんだし、メニューが終われば「打ち上げコンパ」。ゼミ室では聞けない話も聞けて、けっこう楽しい。
Q. 卒業後の進路はどうなっているの?
特に際だった傾向はないと思います。さまざまな分野に就職しています。
国家公務員、地方公務員、警察官、公認会計士、放送局、銀行、証券会社、メーカー、流通関係、情報関係などなど。教員になっている卒業生もいます。
在学中に1年間アメリカ合衆国(派遣留学)、イギリス、中国に留学したゼミ生もいます。
毎年OG_OB会を開催しています。ゼミ生だけの就職セミナーを開き、OG_OBの話を聞き、質疑応答をします。
●佐藤ゼミで「後悔」しないかな?
佐藤ゼミはいろいろな意味で良いゼミだと思います。みんなと一緒に勉強するのは思ったより楽しいです。佐藤ゼミでは、一つの課題をやり終えた後の《達成感》が体験できます。
もちろん就職活動の仕方も教えてもらえるし、はっきり言って「オ・ス・ス・メ」だと思います。
何か分からないことがあったらYoshi’s Office (8号館、Room#308)、 Room #311(木曜の4、5限)を気楽に訪ねてください。
時間があれば、先生がコーヒー をご馳走してくれるかもしれませんよ。
●ゼミに受け継がれているモットー