心の安らぎ (!?)

震災後、結婚相談所に赴く人が増えているという。シングルで生きていこうとしてきた人であっても、災害を目の当たりにして、親兄弟とは別に、みずからの家庭をもちたいと思うようになったということか。

マイホーム。ホーム、故郷、心の安らぐ場。

いざ、生涯の伴侶を求めようとすると経済的条件が問題になる。最近発表された内閣府「結婚・家族形成に関する調査」にもあるように、年収や雇用形態が結婚に大きな影響を与えている。

男性既婚者の割合をみると、年収300万円未満の層では、20歳代(8.7%)、30歳代(9.3%)である。年収が300万円以上400万円未満では、20歳代(25.7%)、30歳代(26.5%)。年収300万円が壁になっている。

かつて、結婚相手に望む条件として「三高(高学歴・高収入・高身長)」が取りざたされた。この条件はバブル期の話題(あだ花)として終わったのかも知れない。

経済的条件よりは、精神的な安心感 (?!)を与えてくれるかどうか、が意思決定のポイントになったのでしょうか。

『八日目の蝉』。

「まだ朝ご飯たべていないんです」という、法的には母親ではない、〈母親〉の叫び。

結婚観、親子(母娘)観、家族観、・・・。

現在の若者(そして親たち)が望む条件はなんなのだろうか。

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