四人に一人

 

人生を終わらせるという選択。

『自殺にかんする成人の意識調査』(内閣府)が公表された(『日経(5/2付)』)。

「自殺をしたいと思ったことがある」人の割合が23.4%。前回調査(2008年)よりも4.3ポイント上昇している。年代別で見ると、20歳代が28.4%で一番高い。

60歳代では20.4%。

命を育むという選択 (共に生きるという人生を始める)。

15歳未満のこどもの数は1665年人(4月1日時点)、31年連続の減少。総人口(1億2765万人)に占める割合は13.0%で、38年連続で低下している(『朝日(5/5付)』)。

〈7.7人に一人〉が子供という時代。

60歳代が生を受けたのは1950年前後。その頃の子供の割合は35.4%(1950年)。

〈2.8人に一人〉が子供という時代だった。国際比較すれば、ほぼこの値に近いのがインド(35.3%、2001年3月1日時点)。[データの詳細は、総務省のHP(我が国のこどもの数)を参照。]

平均してみると〈四人に一人〉が自死を思ったことがあり、子どもの数が減り続ける日本社会。

 

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