社会人としての人生を始めるには、生きていく場を見いださねばならない。就職活動=「就活:シュウカツ」。四月を迎えて、シュウカツも一つの山場を迎えたとも言われている。内々定も出始めているようだ。
もう一つの〈シュウカツ〉。人生を終わるときのための活動をあらわす「終活:シュウカツ」という言葉。テレビ番組のタイトルに出てきたのを見て、初めて知った。
気になって調べてみた。2009年に『週刊朝日』が連載記事のタイトルとして「現代終活事情」を用いたのが最初と言うことだった。
老いも若きも「シュウカツ」に終われる現代日本。これってどうなのかな、と考え込んでしまう。